特徴

2008
Issue 23
Bang Bang
By Irwin Wong

三大花火大会でのサバイバルガイド
中国で火薬から花火がつくられたのは数千年前のこと。日本に伝わったのは17世紀。その後、日本の花火は毎年のように進化を遂げている。花火は文字通り“火の花”。日本では伝統的な夏のイベントの主役だ。恋人とビールを飲みながら、花火を見てロマンチックに過ごす。夏、日本には200を超える花火大会やお祭りが一日にひとつ以上ある。光の芸術を見物するために、大勢の人が集まる。そこで、三大花火大会を楽しむためのコツを教えよう。

Tsuchiura Fireworks Festival
Where?  茨城県土浦市
When?  10月4日17:00~19:30
How do I get there? JR土浦駅からシャトルバスあり。東京から1時間
Are tickets available? 観覧席1.7m x 1.7m: \18,000; 観覧席0.85m x 1.7m: \9,000. 土手での見物は無料。
What am I getting into? 桜川で行われる土浦花火大会は、1925年に始まった花火大会とトレードショーが一体となったイベント。2時間半のあいだに、約20,000発が上がる。

Survival Tips: 東京に最も近い花火大会で、毎年8万人以上が見物に集まる。人口1万4千人の土浦市は、車で大混雑。駐車場の多くは会場から遠く、午後には満車になってしまう。4時間の渋滞につかまりたくなければ、公共機関を使うのが賢明だ。上野駅からJR常磐線で土浦駅へ向かうといいだろう。電車で1時間、駅からはシャトルバスが出ている。

土手から花火を眺めるのは無料。土手が開放されるのは正午からなので、いい場所をとるには11時頃には現地に到着すること。無料の場所は、午後2時~3時にはほとんど埋まってしまう。桟敷席の当日券も販売されるが、早くから順番待ちしなければ入手できない。

Omagari Fireworks Festival

Where? 
秋田県大仙市(旧大曲市)
When?
  8月23日17:00 (午後の部), 19:00 (夜の部)
How do I get there?
大曲駅から徒歩30分。新幹線で東京から3時間半
Are tickets available?
  A升席:\19,000、B升席:\10,000、P升席(ペア):\5,000

What am I getting into?
 1910年からの歴史を持つ大曲花火大会は、一流の花火師が集まるイベントだ。町を囲む山々が暗い背景をつくりだし、花火を演出。音響効果を高める。大曲花火大会の特徴は、午後に行われる花火だ。日没を背景に見る花火には独特の雰囲気がある。およそ15,000本が打ち上げられる。

Survival Tips: 旧大曲市へ行くには、新幹線こまちが便利。大曲駅から会場の河川敷運動公園までは徒歩で約30分。いい場所を確保したければ、前日からキャンプするのがいいだろう。花火大会の期間中、駅の駐車場やその他の場所がキャンプ用に貸し出される。午前中に会場に到着すれば、いい場所で見物できるだろう。花火のあとは大渋滞となるので、車で行くのは避けた方がいい。人口40,000人の旧大曲市に、毎年800,000人近い人が花火見物にやってくる。

Nagaoka Fireworks Festival

Where? 新潟県長岡市
When? 8月1~3日
How do I get there?  上越新幹線で長岡駅へ。駅からはシャトルバス。
Are tickets available?  チケットなし

What am I getting into?  長岡まつりは、3日間にわたる夏祭り。花火は、その最終日を飾る。太鼓と踊り、花火が好きなら気に入るにちがいない。とくに、中越沖地震からの復興を願う花火「フェニックス」が見事だ。
Survival Tips: 長岡まつり協議会によると、徹夜で場所を確保する人が多く、昨年は午後2時に開場したが、今年は当日近くまで日程を公表しないそうだ。言うまでもないが、電車で行こう。新幹線に乗ると、東京駅から2時間弱で長岡市へ到着する。大手出口から会場となる信濃川までは徒歩20分。有料の観覧席は5月1日に発売され、完売した。詳しくはWEBページ(http://nagaokahanabi.jp/)、または電話 (0258) 35-9366まで。

花火チェックリスト

ブルーシート。グリーンや黄色もOK。場所確保のため。
虫除け。火薬で虫はいないと思っている方は再考を。
タオルを最低1枚。飲み物をこぼす人が必ずいる。
懐中電灯。落とした鍵、カメラ、財布を探すときに必要。
ゴミ袋。ごみは持ち帰るのはあたりまえ。
しっかりした靴。仮説トイレは大抵汚い。シートに上がる時は靴を脱ぐこと。
カメラを忘れずに!

花火を楽しむコツ

    早く現地に着くこと。1週間前からシートで場所取りをする人もいる。
    地元に溶け込むこと。ユニクロで甚平や浴衣を買っていこう。
    会場のトイレにいっておくこと。
    早く現地に着くこと。
    車では行かないこと。駐車場はないし、道路は渋滞。日本の飲酒運転ルールは厳しいから、お酒を飲みたい人は運転しないこと。
    隣の人にも親切に。
    飲酒は控えめに。シートで倒れてしまって笑い者にされないように。
    仲間とは一緒に行動しよう。ケイタイは通じにくい。
    早めに帰るか、遅く帰る。その中