特徴
今年こそ、装備を揃えてバックカントリーに挑戦したいと思っている皆さんへ。先ず手ごわいのは道具選び。そこで、目白Calafateのエキスパートを訪ねてみた。小さいけれど、豊富な品揃えと山に詳しいスタッフが魅力の山のお店だ。装備のアドバイスをくれたのは、矢野淳さん。ウェアは荒山礼志さんに聞いた。
スキー
やっぱりパウダー: 幅広のスキーで、パウダー用のティップとロッカーになっている。フロントがカヤックのようにあがる形状だ。お薦めは: Black DiamondのMegawattとJustice。新作のDriftは、新しいラインアップEfficient Seriesの1つでライト/パウダー向け; K2のBacksideコレクションは、軽量モデルWaybackから本格派Pontoonまでいろいろ。1つに絞れない? じゃあ、オールラウンドなK2のBacklash(1)はどうだろう。これならテレマークもアルペンツーリングも完璧だ。
テレマーク用ビンディングとブーツ
メーカーが薦めているNTNビンディングの普及は、いまいちのようだが、従来のがっちりしたビンディングがいろいろある。RottefellaのCobraとG3 Targaがやはり人気。お薦めはBlack Diamond 01。上りを助けてくれるフリーピボットシステム採用モデルだ。
ブーツは、ScarpaのT RaceやT1、GarmontのVoodoo、Black DiamondのPushのような高性能ブーツを求める人が多いが、矢野さんのお気に入りを聞いてみよう。ScarpaのT2 Ecoは、植物由来の樹脂でできているブーツで、おそらく最も用途の広いブーツだろうとのこと。軽量なのもうれしい。Scarpaのベストセラーブーツだ。
アルペンツーリング用ビンディングとブーツ
TLT(Dynafit Tourlite TechまたはTL Tech)ビンディングは、軽量がゆえに日本では人気のブーツだ。もともとはレイドレース向けの設計で、足先部分のピンシステムが補強されたにも関わらず、重さはそのままだ。ジャンプ好きや大きいスキーですべるなら、Markerの Dukeのような従来の丈夫なタイプがいいだろう。でなければ、G3のOnyxを試してみてはいかがだろう。
もっと重いTLTビンディングやブーツもある。GarmontのAxonやScarpaの Spirit 4だ。軽量且つオールラウンドでTLTに対応しているブーツなら、Black DiamondのPrimeがある。

スキーポール
2段式ならBlack DiamondのPure Carbonポール(またはそのシリーズ)が、3段式ならExpeditionが、コストパフォーマンスに優れている。
シャベル/プローブ
選択肢はたくさんあるが、これもコストパフォーマンスで選べば、収納に適したハンドルのBlack Diamond製DeployとQuickdraw Carbon Fiber Probeだ。
ビーコン
使いたくない1点がビーコン(でも練習はしておこう)。最近のビーコンは、デジタルでアンテナが3つあり、使いやすく、正確だ。Tracker 2とPieps DSPは、どちらも丈夫(Orthovox F1も長く使える)。Calafateのお薦めは、Mammut Pulse Barryvoxだ。


ウェア
荒山さんが言うには、“バックカントリースキーで必要なのは、暖かいウェアよりも涼しいウェア”だそうだ。しっかりしたアウタージャケットは必要だが、バックパックにしまっておくことが多くなる。
その解決策として: 先ずは、インナーから。Finetrack’のFloodrush Fine Meshは、速乾性があり、汗を逃がしてくれる。ベースレイヤーには、Häglöfsの Actives Zip 。その上にPatagoniaのTalus Hoodyで決まり。
これで、頂上に着いたときに汗びっしょりの状態を避けることができる。その後は、下りで新雪を堪能するのみだ。
ボード
Calafateにスノーボード関連の商品は少ないので、八甲田でバックカントリーツアーを行うJapow ToursのPaul Vanderheidenに聞いてみた。
パウダースノーを滑るのに、パウダー革新のきっかけとなったボードBurtonのFish(8)なら間違いないだろう。日本で林間を滑るのもFishがおすすめだ。細かいターンも深い雪でもうまく乗りこなせるボードだ。


Calafate
www.calafate.co.jp (Web)
www.calafate.jp (Online Store)
Japow Tours
www.japowtours.com




