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特徴

2006
Issue 7
Niseko Goes Green
By Ian MacKenzie

最後の雪がとけても、ニセコのビートは止まらない。そして新しいリズムをピックアップしていく。訪れる人もまた、冬と違ったニセコの一面を発見する。

ウインターリゾートとして知られる北海道ニセコ。ここに新緑のシーズンが訪れる頃、スキーやたちの姿は消え、ハイカーや、自転車野郎たちが集いはじめる。厳しい冬の寒風は去り、春から夏へとやわらかな風が、この地に新たな力をつぎ込む。

気温は、まず30℃を超えることがなく、梅雨もない。ニセコは湿度も低い。アウトドア・アクティビティを楽しむのには夢のような場所、なのだ。
   
春から夏、秋にかけて訪れる人々はカヤック、ダッキーカヌー、マウンテンバイク、ペイントボール、パラグライダー、ゴーカートなどを目的に訪れることができる。もっとリラックスしたアクティビティをお望みの人には、ハイキング、トレッキング、ゴルフ、テニス、魚釣り、バードワッチングもある。

夏にはNAC(ニセコアドベンチャーセンター)の「NACチャレンジレースシリーズ」、「くちゃん・ジャズ・フェスティバル」を始め、数々のイベントが予定されている。そのいくつかを紹介しよう。
    サマー・アドベンチャー
2006 年の「NACチャレンジレースシリーズ」では、トレイルランニング・レース、スイミング・レース、それにアドベンチャー・レースが予定されていて、7月 15~16日に予定されている「ペア・アドベンチャーレース」ではダッキー約10km、MTB約20km、ランニング約10kmほかが種目となっている。

昨年の参加者は50チームを超え、118人のアスリートが集まった。ベテランチームから、レース初体験というウィークエンド・ウォリアーズなど様々だ。

黄色く塗れ

黄色いボールを打ち放つガンを手に、友達を追いかけまわすペイントボールがやってきた。日本人にも、外国人にも大好評で、週末は早くから予約が一杯になるという。料金は最低6人から、メニューにより1人5000円ほど。ペイントボール・ニセコは年中営業だ。

ニセコの自然

どんなアクティビティでも、自然がその背景にあるのがニセコの魅力。鏡沼はアンヌプリ山と東急ゴルフコースの間にある小さな沼で、花園のノースヒルズから歩いて3kmほどのところにある。沼に集まる、カワジロトンボが有名だ。
   
また、トンボを餌にする野鳥もやってくるので、野鳥観察や写真撮影に人気。
   

「グラン・ヒラフ」のコンシェルジュ・佐藤文雄は、訪れる人々に自然の美しさを伝えたいという。

「ニセコは、ラフティングのようなスポーツだけに限らず、都会の喧騒から離れて大いなる自然ふれてもらえるところ」と。

現在、リフトの上からハイキング道をつくり、また、リフトを新しいコースにつなげていく計画もある。アンヌプリ山の頂上と日本海に通じるハイキング道が完備されることで、日帰りハイキングから2日の山歩きが可能となる。

Getting There

札幌と千歳空港から、最寄り駅となる倶知安駅まで在来線が走る。倶知安とニセコ比羅夫まで路線バスがある。ほとんどの宿泊施設が送迎可能だ。ニセコ・サマー・コネクションは現在国内線のパッケージ料金を案内している。

Where to Stay


ニセコでの宿泊は、探すのに困ることはないだろう。コテージ、アパート、ホテル、旅館、ペンションなどが豊富にあり、いろいろなレストランやパーが歩いていける距離にある。