Gear Review
MSR Dragonfly vs. MSR WhisperLite International
どちらを選べばいいのか? 最強のガソリンストーブの憂鬱。
MSR Dragonfly
17,850 (Including Tax) Packaged Weight: 510 g.
MSR WhisperLite international
11,550 (Including Tax) Packaged Weight: 460 g.
Mochizuki/モチヅキ, Tel. (0256) 32-0819
アウトドア用のクッキングストーブには、ガソリンなどの液体燃料を使うもの、キャニスター式(日本では“ガスカートーリッジ”式と呼ばれている)もので・るかによって大きく分類される。キャニスター式の利点は軽量・コンパクトで・り、扱いが簡単だ。
対してガソリン式は重く、大きく、扱いが面倒で・る。しかし、多くの利点も・る。その利点とは、1.低温化・強風下でも強力な火力が得られる。2.自動車用のガソリンを仕様できるモデルで・れば、燃料を世界中ほとんどの場所で手に入れることができる。3.キャニスター式に比べて経済的で、無駄なゴミが少ない。4.アウトドア・スペシャリストに見える。君がアウトドア初心者だったら4の項目は、すぐにでも手に入れたい項目だろう。
さて、このふたつのストーブ、大きな違いは火力調節ができるか、できないかに・る。ドラゴンフライで・れば、“弱火”調節が可能で・り、うまいメシが炊ける(鍋の選択も重要だ)。そして、強力な火力とともに発せられる爆音、これが何とも魅力なので・る。ひとり荒野にいるとき、何ものにも換えがたい安心感を得られるのだ。それに対してウィスパーライトはその名のとおり“静かな”ストーブで・り、ドラゴンフライや、MSR社のエクスペディションストーブXGKを使い慣れたものにとっては正直、味気ない。
もちろんウィスパーライトにも、大きなアドバンテージが・る。ひとつは、ほぼ完全にバラバラに出来るため、いかなるウィルダネスに分け入っていっても自分自身でのメンテナンスや修理が可能なのだ。そして火力調節機能を備えるため若干構造が複雑なドラゴンフライに比べて、構造がシンプルで壊れにくい。ちなみに双方とも、ホワイトガソリンに加えて自動車用無鉛ガソリン、灯油、軽油、ジェット燃料などが使用できる(ウィスパーライトにはホワイトガソリン専用モデルも・る)。
さて、どちらを選ぶべきか? という楽しくも悩ましい問題が・る。その解決策としてヒントになるといいのだが、君が国内でバックパッキングやカヤッキングなどを楽しみたいというならばドラゴンフライ。海外にでかけ1ヶ月、もしくはそれ以上の冒険旅行にでかけるならば、ウィスパーライト。というのは、いかがだろう。実際、わたしは2つのモデル双方を愛用し、そのように使い分けしている。そして、この2つのモデルを同時に紹介するのも現在、この地球上に・るすべてのストーブのうちの、ベストチョイスで・ると思いながらも、どちらも常に魅力的で・り、できることならば2つとも君のものにしてもらいたいからなのだ。
(Photo Caption)
ウィスパーライト(1)と、ドラゴンフライ(2)の分解比較。