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The UCO Alpinist Lantern

2006
Issue 5
The UCO Alpinist Lantern

UCO Alpinist Lantern ¥4,095他(Including Tax)
Size: 使用時/16.5ラ5cm(収納時/10ラ5cm)
Weight:190g
A&F (03)3209-7575

これを呼んでいる君は、アウトドアスポーツに精通したヴェテランだろうか? それとも始めてのキャンプからまもないビギナーだろうか? もしヴェテランであれば登山中の夜食時には(きっと君が、ヘッテンと呼んでいる)ヘッドライトを付け、早々と支度と食事を済ませていることだろう。ビギナーであれば山中では、都会には無縁の暗がりを心配してキャニスター式(日本では“ガスキャニスター”式と呼ばれている)のランタンを点けているかもしれない。

さて、わたしはといえば、よっぽど軽量化にこだわらない限り、このUCO社の蝋燭ランタン「アルピニスト」を使っている。気軽なバックパッキングやシーカヤックのときなどだ。このランタンを知らない君は、「こんなもので本当に役に立つのか?」と、疑うかもしれない。たしかに、光量は蝋燭ひとつ分の、1キャンドルパワー。超強力なコールマン社製「ノーススター2000」ランタンが360キャンドルパワーというから、その差は歴然たるものがある。なんと、 360倍の光量だ。

しかし、しかし、しかし。多くのキャンパーで溢れるキャンプ場であればいざ知らず、だれも他にキャンパーがいないような山中であれば、1キャンドルパワーという光量は、必要かつ十分なのである。もちろん、周囲のものをしっかりと見るにはヘッドランプの類いが必要になる。が、暗くなってしまってから夕食の準備を行う際、この1本の光りが、小さくも心強く感じるものなのだ。テントのなかが寒くてしょうがない、といった場合にも、こいつに火をつければあっという間にポカポカだ。

それに、たとえどんなに辺境の地へ赴こうとも、蝋燭であればまず手に入る、という利点もある。教会にいけば、神父様が君の手に、大切な1本の蝋燭を手渡してくれることだろう。

重量は、わずか190g。1本で8~9時間使用でき、週末にでかける2~3日の旅行であれば予備を持たなくっても十分だろう。もちろんスペア用の蝋燭も、ある。

おっと、それとももうひとつ。UCOを敬愛するアウトドア・エンスージアストに混じって、「やっぱりウーコがいいよね」といった話に参加できるようにもなるのだよ。