>  屋外日本雑誌  >  Issue 25 : 11月/12月 2008  > コラム  >  Adventures of the Hokkaido Bush Pig  >  Christmas in the Backcountry

コラム

Adventures of the Hokkaido Bush Pig

By The Hokkaido Bush Pig

Christmas in the Backcountry

2008
Issue 25

日本滞在が長くなるとクリスマスは、いつの間にか終わっている行事になる。そうでなければ、街に飾られたクリスマス・デコレーショを見て、12月25日が 近づいていることを思い出す始末。大人になっても、クリスマスを楽しみにしている人たちがいるのだ。

クリスマスは毎年、スキーかスノー ボードで札幌郊外の山小屋に行き、「銭函バックカントリー・スキークラブ」の人たちと一緒に祝っている。去年はトムとローエンという2人の友達を連れて参 加した。

銭函バックカントリー・スキークラブのほとんどの人は、バックカントリーに情熱を燃やす定年退職者だ。まだスキーが木製だったこ ろからの仲間で、みな結束が固い。彼らは札幌の裏山であっても、パウダースノーがたくさんあるところを知っている。僕らは、クリスマスパーティーだけが目 的じゃなくて、パウダーランも楽しみたい。泊まる山小屋は2階建てで60人は泊まれる。古びていて、大きな鉄ストーブはあるし、なかなか 味がある小屋だ。

小屋までの道のりは2人はスキー、1人はスノーシューで3時間ほどかかった。到着するやいなや、忽然と真っ赤なサンタの帽子をかぶった日本人が「メリーク リスマス!」と叫び、スキーでバックカントリーへと消えていった。

山小屋のなかに入ると、テーブルを囲み、クリスマス・キャロルを歌ったりして盛り上がっている人が20人くらいいた。クリスマスなのに、七面鳥じゃなく て、そばを食べたのは初めてだったけど、文句を言う人は一人もいなかった。

翌朝、二日酔いで目覚めた僕らには、山の頂上までのトレッキン グはきつかった。僕のスキーはまあまあだったけど、友人のテレマークスキーは絶好調だ。長年僕は、スノーシューで小屋までいって、スノーシューで周辺を散 策していたので、この辺りについて詳しかった。

僕は以前、銭函バックカントリー・スキークラブの仲間に、こんなに雪質がいいのに、スノー シューじゃもったいないとからかわれた。だから、バックカントリースキーに切り替えたんだけど、僕の下手な滑りを見た彼らはスノーシューの方がまだまし だったと言うに違いない。

今年も、もちろん僕は山小屋に行くつもりだ。僕たちのクリスマスパーティーに参加したいなら、ぜひ hokkaido@japan-adventures.comにメールしてね。