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コラム

By Racer X

The X Factor

2009
Issue 26

アイスクライミング。言葉を聞いただけで、ぞくっと寒気がする。秩父にある西沢渓谷の凍った滝をゆっくりと上がっているときに、日本をベースにしているクライマーのジェフ・ジェンセンからもらったアドバイスは「下を見るな。登り続けて、落ちるんじゃない」だった。
近代のテクノロジーがアイスクライミングをより安全に、より快適にしている中で、スポーツとは常に多大な敬意を持って安全を順守することを必要とする。世界のトップアスリートを魅了する容赦ない凍った世界に入る前に、熟練したクライマーをひきとめてくれ。そして適切なギアを必ず持っていくように確認してほしい。

La Sportiva
高地での経験80年を持つイタリアンスタイル


La Sportiva は、登山靴とロック、アルパインそしてアイスクライミングのブーツのデザインに関してはずば抜けて先頭を走っている。最近(2008年11月)リリースされた“トランゴ・プライム”ブーツはアイス用に特別デザインされたものだ。登山靴のテクノロジーに発したレーシング(靴ひも)システム、ゴアテックスの薄皮、つま先は保温性と安全性をキープするためにダブル・ラバーで補強されている。

“スパンティーク”ブーツは高山を長期間登る人におすすめだ。世界で最高峰の山頂では、このブーツは元来のプラスチックブーツにとって代わる優れものだ。耐久性に優れて作られたにしては非常に軽量で、今年のモデルは新しいブーツの様相と画期的なレーシング(靴紐)システムが、どのような状況でも片手でレースを結ぶことを可能にしているのが特徴だ。

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www.lasportiva.com

ベツルとセーフプレイ
アイスとアルパインクライミング用のヘルメットとツール


フェルナンド・ベツルは洞窟用のギアを作り始め、幸いにも息子はその機能的デザインへの情熱を受け継いだ。“アルトイス”のヘルメットはハイブリッドサスペンションシステムで、実際には頭の上に浮いた感じだ。十分な通気性を持ち、天候コントロールシステムが雪嵐のときには閉じ、青空の広がる日には開くようになっている。

紐なしのアイスクライミングツール“ノミック”は様々なグリップポジションが可能だ。アルパインガイド、特にアイスと中央アジア山頂を専門とするエド・“スターシード”・ハナムは、「どんなグリップポジションも“歯”の構造に対応するビッケルだよ。ポジションを変えるとき握るパワーがさらに強まり、ピックの動きが少なくなるのを可能にしてくれるんだ」という。


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petzl.com

全てはレイヤーだ。
パタゴニアR-2 フリース

極寒の中、また太陽が沈んだ後にシェルの下に着るように作られたこのフリースは、伸縮性のあるリサイクルポリエステル60%で作られ、吸湿発散性にすぐれた長短の繊維を混在させたニットファイバーなのが特徴だ。肩の縫い目は前にずらしてあるので、パックパックを担いだときも快適だ。
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www.patagonia.com

メガネをクリーンでドライに保つ
メガネ拭き
渋 谷の裏通りでこの新しい商品に出くわし、サングラスやゴーグルを必要とする冷たい天候のスポーツには最高だと思ったわけだ。この“ミニバンダナ”は、実際 には合成繊維のセーム革で作られていて、湿気を取り除きレンズをきれいに保ってくれる。ぜひこの2月にはムラサキスポーツのハワイアンがテーマとなった最 新デザインをチェックしてほしい。
Gump Co., LTD. Tel: (03) 3407-0609