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コラム

Play!

Myoko Backcountry Ski School

2009
Issue 26

妙高バックカントリースキースクールは、山好きの地元の人が集まって始まった。日本初の“フリーヒール”スキー の公認スクール発足から22年が経った。

「ペンションオーナーが多かったので、春には時間がとれるんですよ」と話すのは、ペンション Yours Innのオーナーで現在MBSSの中心的役割を担うオガサワラさんだ。「春でもこのあたりには雪が十分にありますから、スキーで山に出かけるのが皆の楽し みだったんです」

クロスカントリースキーからテレマークスキーに入った人もいる。「どうしたらいいかまるで分からない状態で、皮のブーツと細いスキーを 買いました」とオガサワラさん。

Steve Barnett著の初期入門書Cross Country Downhillを根気よく読みながら、膝を曲げるスキースタイルを身につけ、やがてバックカントリーに出かけるようになった。

その 後、彼らの実力は発足したばかりの日本テレマークスキー協会(TAJ)と一緒に仕事ができるまでになった。最初のテレマークスキースクールとしてMBSS が発足したのはその6年後だ。「伝統は変わりません」とオガサワラさん。「テレマークターンの美しさと魅力を楽しむために、可能な限り山に出かけます」

レッ スンはスキーのレベルに関わらず1コマ40分。連続で受講してもいい。妙高の積雪量ならパウダーでのレッスンもありえる。朝には新雪が膝まで積もっている こともある。ゲレンデレッスンのインストラクターは、オガサワラさんの息子で元ワールドカップレーサーのヒロタカさんとモトミヤマサヒコさんらが務める「妙高には素晴らしいバックカントリーのフィールドがある」とオガサワラさん。「自信を深めたい方、チャレンジングなランやロングランを 求める方等、多くの方に楽しんでもらえるフィールドがある。

そして私たちの基本姿勢は変わらない。バックカントリーに出かけることを優先することはない。その日の状況、参 加者の希望とスキルを見極めて、メニューや目的地を随時変更する。ツアーを危険にさらすことはしない」

クライマーであるオガサワラさんは、今年の春、エベレストの頂上7つのうち6つ目の登頂を目指す予定だ。彼とBill Rossさんは妙高市の認定ガイドで、他のガイドも全員、なだれ訓練および救急訓練を受けている。

「私たちはここの山を知り尽くしている」と言うオガサワラさん。「特に妙高特有の霧の中ではどこで迷ってもおかしくない。どこにいくべきかを把握していな ければならない」

ESSENTIALS

MBSSテレマークレッスンは 1コマ\3,000。バックカントリーツアーは週末に開催される。ほとんどのツアーはリフトで1,500m上り、頂上でのランチまで2時間ハイクして、その後スキーで下るというメニューだ。1日ツアーは1名\15,000から。2人以上になると割安。2日以上の春のツアーやカスタムツアーは、火打山、立山、尾瀬などでも実施する。MBSSはテレマークスクールだが、アルペンスキーヤーやスノーボーダーも受け入れている。


Myoko Backcountry Ski School
E-mail: mbss@Myokokogen.org
Web: www.myokokogen.org/mbss
Tel: (Japanese) (0255) 87-2392; English: 090-1433-1247
Fax: (0255) 87-2975