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コラム

By Micheal Davenport

What Doesn't Break You Will Make You Stronger

2009
Issue 26

2008年2月のニセコには雪とおなじぐらい多くの新しい投資家ライバル達がいた。ヒラフ中心の土地の価格は12月以来2倍となり、そのすぐ近くのエリア も一晩で更に4倍に値上がりした。不動産業者はものすごい勢いで土地や物件を売っており、そのスピードは書類処理がまにあわないほどだ。いまやニセコは世 界的な流行語なのである。

現在に早送りしてみよう。未曾有の世界金融危機を経験し、抵抗むなしくオーストラリアドルが30%も値下がり。 ニセコ開発ブームももうお終いかと思わせた。しかし不思議なことにそうでもない。現地ではいまだに新しいプロジェクトが考案されては建設されているし、地 価は安定している。地元企業もこれは長い目でみれば一時的な現象ととらえている。

なぜか。著名なヒルトンやキャペラホテル、そしてNABから金融だけでなくPCPD、さらにコモンウェルス銀行などの出現が、ニセコには投資家にはたまら ない魅力がたくさんあり、長期的な成功が約束されている事を物語っている。そしてニセコサクセスの本来の理由も忘れてはならない。毎年ウィンターシーズン の平均15メートルのシャンパン・スノー、そして完璧な夏の気候である。

金融危機の余波がニセコにもある事はたしかだ。最大の被害は円でローンが組まれた外国の担保と、資産を払うためにもう30%多く現金をみつける必要のある 投資家だろう。しかしこの金融危機はニセコに再編成の機会を与え、市場が幼年期を越えて成熟するための手助けをするものとなるだろう。

何が変わるだろうか? 2006年以来、投資家人口統計はオーストラリアから東アジアへと徐々に移動してきていて、そしてこの動きはオーストラリアドルに 対しての円の強さによる最近の傾向のなかでより目立ってきている。

現在の交換レイトで換金したいオーストラリアの投資家からたくさんの問 い合わせがあり、結果として、経験豊かな投資家にとっては次の12ヶ月間はすばらしいバーゲンになるだろうし、また2006年の価格で物件を買える機会も あるだろう。世界経済が一段落するごろには、ニセコは国際的な投資家の新しい混合と発展を維持するのに有利な立場にあることだろう。

この 冬は、過去の成長レートに基いた金融モデルで動いている地元企業の多くにとってはチャレンジの季節になることだろう。しかし、ここ数年の市場の拡大に対応 していったように、今回も必要な対応が即座になされれば、良い結果をもたらすに違いない。

さあ、今度は今年の冬へ早送り。エキサイティン グなスノーシーズンがまたやって来る。ニセコに新たな発展と投資チャンスはあるのだろうか? それはニセコの雪と同じく保障されている。

Michael Davenportは地元の不動産を手がける、ニセココンサルティング社のマネイジングディレクター。2002年より日本在住でニセコでは3年の経験があ る。Web: www.NisekoConsulting.com.