コラム

Adventures of the Hokkaido Bush Pig

By The Hokkaido Bush Pig

The Winter 'Low Down'

2009
Issue 26

外はサブゼロという気温の中でキャンプや、暖房のない山小屋に泊まるからといって、厚手のダウンジャケット、いや、押入れが空になるほど重装備しなくても 大丈夫。

究極の寒さにはもちろんダウンが適している。ちょっと前のはかさばって重かったが最近のものは軽量で暖かい。僕は今までモンベル 社製のダウンをずっと使用してきたが、問題などあったことはない。もっと高級品のダウンもあるが、モンベル社のものはその値段にしては品質もいいしお得感 がある。そしてモンベル・ウルトラ・ライト・インナーダウンジャケットとパンツには惚れぼれしている。数日からちょっと長いハイクにでるときに一番最初に パックする。ジャケットはたった200グラム、そしてパンツは190グラムという軽さだ。両方とも丸めると350mlのペットボトルの大きさになる。コン パクトだが保温性は抜群なんだ。

数年前、北海道でもっとも寒い日高山中でウィンター・アウトドア・リーダーシップ・コースに参加していた。2月のある夜の気温はなんとー30度。その夜参 加者のほとんどの人が寒さに身をふるわせていたが、僕だけは例外だった。僕はサーマルベースレイヤー、フリースのミッドレイヤーそしてアウターシェルの3 枚の重ね着をしてたからだ。日が暮れてからはアウターシェルの下にライトウエイトダウンレイヤーをひいたので、ぽかぽかして暖かかった。

僕はきれいな冬の星空を外で楽しんだりしたが、他の人はテントの中で寝袋にくるまり寒さに耐えていた。インナーダウンジャケットとパンツはまさしくイン ナーウエアなんだけど、-15からー20度の山小屋でもこのインナーだけで大丈夫という優れものだ。でもウルトラライトのダウンは、とがったものに引っか かるとすぐやぶれてくるので気をつけて。

氷点下では足を暖かくたもつのが問題だ。僕の場合、ハイクのあと足をタオルでふいてかわかしたあと、ベービーパウダーをつけ、厚手のウー ルソックスをはき、そしてモンベルのウィンドストッパー・ダウン・フットウォーマーをはく。ダウンフットウォーマーは必要ならば外も歩けるから最高だ。

そして、モンベル・ウルトラライト・スーパー・ストレッチ・ダウン・ハガー・エクスピー・スリーピングバッグはいまだ僕の期待を裏切ったことがない。4季 を通して使えるバッグとしては1590グラムと軽い。スリーピングバッグがよくないと言う人のほとんどは、正しく使っていない。寒さから身をまもりたいな ら、コードをしばり、みの虫のように顔だけをだして体をすっぽりバッグの中にいれなくてはだめなのだ。

冬のアドベンチャーを暖かくすごす役にたてば幸いです。ピッグより。