コラム
Dosanko, Horoshiri-dake and Hokkaido Beaches
北海道に追放され、気丈の激しいアイヌ民族の人々と一緒になった侍の気質は、今のたくましい“どさん子”に受け継がれている。また、面白いことに在道外国 人も、どさん子気質なのだ。
どさん子、四国をゆく!
昨年の春、この北国のパイオニア精神にのっとり、ロンドン生まれのナオミ・アダムスが1500kmにおよぶ「四国八十八ヶ所」巡りに挑んだ。
6週間目には、彼女は温泉につかる力も残っていないほど疲れ切っていた。だが、そこは“どさん子”だ。根を・げるわけにはいかない。暑い太陽の下、寺々を 横目にマメができた足をひきずりながら歩いた日々を思い出し、彼女は微笑む。
「人々の優しさが一番」、そう彼女の心には残った。外国人のお遍路さんが珍しかったのかもしれないが、多くの人に応援され、飲食のみならず宿まで提供して くれた人もいた。(OJの読者のような)シリアスハイカーにも是非、四国八十八ヶ所巡りに挑戦してほしい。彼女と同じように、人々の優しさに触れ、感動を 分かち合えるだろうから。
幌尻岳
山に精通したスコットランド人のベン・ウォーレン曰く、 幌尻岳周辺は、息を呑むほど美しく、・まり知られていないハイキングコースのひとつで・る。
まず、北海道の南部、振内の辺り。30kmほどのダートロードをドライブ。駐車場から12~13kmの道の半分は沙流川の浅瀬を走っており、そのまま山小 屋に行き着く。そこから始まる頂点への道は厳しいが、頂上付近は山の背に42kmほど続く平らなループ状のルートが・る。彼はテントをそこに設営し、壮大 な360度の展望を満喫したという。
夏道は・やふやで・り、季節限定のハイキングとなる。雪が降るまえに急いで行く、その価値が・る!!
北海道のビーチ?
北海道とビーチ。このふたつの言葉は、どうも頭のなかで結びつかない。通常、水が冷たく、きれいな砂浜は人で一杯。ゴツゴツとした岩場は、遠慮したいもの だ。
ところが札幌の南西、積丹半島沿いの岩場に行ってみると、寿司屋でしかお目にかかれない食べ物が、浅瀬にわんさか! ネバネバとした岩の下から、おしいし いご馳走をみつけることができる、と聞くと驚くだろう。しかもフリーランチとくるのだからたまらない。
積丹半島を形成するV字状地形の付け根・たりに行くと、奥まった砂浜がいくつか・る。町から車で2時間ほどで・り、完璧な静寂につつまれた、ロマンチック な午後を過ごすのに最適なキャンプ適地が・る。
もっとアクテイブなビーチを楽しみたい人には、札幌の南東、厚真と室蘭をオススメする。春の終わりから初秋ごろまで、ビギナーや中級サーファーがマイルド な波を楽しみ、オフシーズンにはスノーボーダーが波間でシェイプアップに勤しんでいる。




