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コラム

Cycling Japan

By 丹羽隆志

夏は東京の深夜が楽しい

2016
Issue 60 (Summer 2016)

 

東京在住、あるいは滞在中の方にとって、夏の暑さは酷だ。体感気温は40℃近くとなる日中のサイクリングは、「辛い」を通り過ぎて「危険」でもある。ならば、夜、夜中に走ってみてはどうか?

私は夏限定で、夜から明け方にかけての東京ツアーを、15年近く開催している。これがおもしろいのだ。昼間の暑さは落ち着くし、夜中であれば交通量も格段に少ない。午前2時に六本木を通過。この時間でもまだ、街は煌(きら)めき、道路には〝まっすぐ歩けない“人であふれている。聞こえてくる言語は、日本語であることは少ない。

そこから10分も自転車で行くと、真っ暗闇と青山墓地となる。ここはあえて30秒間隔で、ひとりずつ走る。日本の夏の風物詩「肝試し」である。そのまま外苑に向かい、広い公園で大の字になって休憩していると、流れ星を見たこともある。そんなふうに、昼間とは違う変化を楽しみながら、夜が明ける頃に築地へ。寿司バーに飛び込んでツアーを締めくくる。

このドコモシェアバイクを使ったガイドツアーを、8月下旬の1週間、毎晩開催予定。
問い合わせ先/にわサイクリングツアーズ nct@ncycling.com