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コラム

Cycling Japan

By 丹羽隆志

本州の最果て、津軽

2015
Issue 57 (Autumn 2015)

 
竜飛岬に向かって山越えをする眺瞰台。津軽海峡の向うに北海道も見える

 津軽の先に北海道がある。しかし北海道は、本州と比較するとあまりにも広大な風景が広がり、そこは異国といってもよいほどだ。津軽こそ、最果てを強く感じられるところだ。

 スタートは青森県中西部の城下町の弘前。城のお堀沿いの桜で知られ、ここを自転車で散策するのもよい。

  弘前からは岩木山の山麓を行く。津軽富士ともいわれる秀峰で、日本一のりんごの生産量を誇る。初夏であれば花を、夏以降であればりんごの実がなる姿を楽しめる。

 さらに進むと、JR五能線の鳴沢駅の東約1kmに、メロンロードといわれる南北に通る道が現れる。この道を北上し、十三湖をめざす。

 

 海沿いに北上し、小泊を過ぎると、急坂となり、10%超えがつづく。最高地点の眺瞰台の標高は502mである。ここから竜飛岬まで一気に下る。灯台は高台にあり、その手前から海岸沿いまでは、知る人ぞ知る階段国道だ。国道なのだが、自動車は通れない階段で、自転車は押して下っていける。迂回する車道もある。

 竜飛岬からは海を左手に見ながら、漁村の風情を感じて走ろう。北海道の山々も近くに見える。その距離はわずか20kmほど。そして高野崎を回り込むと、あとは青森の街に向かってひたすら南下する

 
 
Takashi Niwa actively organizes guided tours around the world, from the back alleys of Tokyo to remote villages in Tibet. He has authored many books including “Otona no Tame no Jitensha Nyūmon” (Nihon Keizai Shinbun Shuppansha). His company, Niwa Cycling Tours (www.ncycling.com) organizes tours in Japan and around the world.
 
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