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コラム

Trail Recipes

By Akira Suzuki

簡単野菜スープ

2010
Issue 32

時には具材がなくてもOK

材料

野菜ジュース
ベーコン
ニンニク
セロリ他、残り野菜なら何でも
コンソメ
黒コショウ

タカノツメ

寒い季節のアウトドアフィールドでは、温かい飲み物ほどうれしいものはない。夏なら喉を鳴らして飲む冷えたビールも、吹雪の日の野外ではノーサンキューだ。寒い日にありがたいのは特にスープ。心から温まるとは、まさにこのことである。

野菜ジュースは便利な飲み物だ。夏なら冷やして飲めばおいしいし、ひどい二日酔いで固形物を食べたくない時でも、とりあえず口にできる。また夕方ならビールと半々に割って飲むのもいい。トマトジュースをビールで割るカクテル、レッドアイの野菜ジュース版で、僕はトマトジュースで割るよりも野菜ジュースで割った方が好きなのだ。

そして今回紹介するのは野菜ジュースをベースとしたスープ。具はベーコンと残り野菜だ。ベーコンは燻製だから生の肉よりも断然保存が利くし、香りもいい(ただし、ちゃんとした肉屋で作っているものを買うことが肝心。スーパーで売られているパック入りのベーコンは燻製風の香りだけを付けられたものが多い)。ベーコンを加える事で脂質、つまりエネルギーが補充される(寒い季節の野外では、立っているだけで相当量のエネルギーが体温保持のために消費される)。野菜類は何でも構わない。種類は多ければ多いほどいい。野菜ジュースの中にも野菜のエキスは含まれているが、スープに具があるのとないのでは食感に大きな差が生まれてしまう。「いっぱい食べたから頑張れる!」という気持ちの向上は、野外ではとても大切なのだ。

しかし、調理時間や燃料、荷物の制限があるような時には野菜ジュースを熱しただけでも構わない。コンソメでほんの少し味をつけるだけでいい。それだけでも充分、体と気持ちの助けになる。

体の活性化のために黒コショウとトウガラシを使っているが、タカノツメ(トウガラシ)はブーツの中(つま先付近)に入れておけば足先から冷えるのを防いでくれる。覚えておいて損はない。

作り方

ベーコンとニンニク、セロリ他(残った野菜何でもOK)を細かく切って炒める。ベーコンを先に炒めておけば油を引く必要がない









野菜ジュースを加えて煮込み、コンソメ、黒コショウ、塩、トウガラシで味付けて出来上がり。野菜ジュースには塩が入っているものもあるので、味付けはお好みで