コラム
Cycling Japan
By Takashi Niwa富士山一周と、5合目ヒルクライム
富士山一周は、サイクリストならいつかは走りたいルート。
アップダウンもあるが、風景の変化にも富み、満足度も高い。
そして5合目へのヒルクライムで、雲上の世界へと挑戦してみよう。
「一度は富士山に登りたい」
多くのハイカーがそう思うように、富士山一周をしたいと思っているサイクリストは多い。
富士山一周では、アクセスしやすいところのどこをスタート&ゴールにしてもよい。ただしコースのアップダウンを考慮してプランニングするのがコツ。大きなヒルクライムは籠坂峠(小山町)、樹海(鳴沢村)、富士山こどもの国(富士市)の3つ。このどれかが1日の最後に控えているとカラダには堪える。逆に午前中など、疲労が少ないタイミングで越えてしまうと、後がラクになる。
山梨県側では富士五湖の3つの湖畔を行き、富士の湧き水で知られる忍野八海を訪れる。さらに進んで樹海の中に入ると、富士山の展望はないが、富士山の懐の広さ、奥深さを感じるだろう。4〜5月の新緑、10月下旬からの紅葉の頃は、ことさら美しい。
静岡県に入ると牧草地も多くなり、そこからそびえる富士山は圧巻。また山の南側に回りこむと、美しく手入れされた杉林が続く。
このようにめくるめく風景の変化が、富士山一周の魅力といってもよい。また、富士山自体の展望の変化も楽しみたい。円錐形の山ではあるが、自転車で走っていくと、その時々で微妙に姿を変えることがわかるだろう。
□距離 124km
□適季 4〜11月(April to November)
富士山の5合目まではヒルクライムするルートは富士スバルライン、ふじあざみライン、富士山スカイラインの3つ。富士スバルラインは最も勾配が緩やか(距離25km、標高差1284m)




