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コラム

Trail Recipes

By Akira Suzuki

あずきワッフル

2009
Issue 31

材料
ワッフルミックス
煮あずき(缶詰もしくはレトルト)
牛乳
サラダオイル

日本では「あずき」はおめでたい食べ物とされており、お祝い事があったときなどに使われることが多い。その典型的なものが「お赤飯」、つまりあずきを混ぜ込んで炊いたご飯だ。日本ではあずきを使ったお菓子も多く、あん(別名あんこ)はあずきを煮てペースト状にし、お菓子の材料としたものだ。というわけで、日本人は子供の頃からこのあずきには親しみが深い。

しかし、それが外国人、特に欧米人にはあずきをはじめとした「豆を甘く煮たもの」を食べられない人が多い。僕の友人にも多いのだが、食べられない以前に「主食ともいっても差し支えないような豆という食材を甘く煮ることが許せない」のだそうだ(本誌編集長のガードナーには確かめたことがないが、どうだろうか)。

実はこれと全く同じ感覚が日本人にもあるようで、ライスプディングのような米を甘く煮るということが許せないという日本人は多く、特に年配の方にその傾向が高い。そのことについて質問すると「日本人の主食たる米を甘く煮るなんて許せん!」という欧米人の豆に対する言葉と全く同じような言葉が返ってくる。

洋の東西を問わず、主食食材を甘く味付けることが許せないという感覚は非常におもしろい。ちなみに僕は日本人だがライスプディングも好きだ。

今回のレシピは食事の後のデザートや、フィールドでの携帯食料にピッタリの1品なのだが、欧米人にとっては日本の食材にどれだけなじんでいるかというテストにもなる1品だ。これが平気で食べられて、おいしいと言えるなら、いくら金髪で青い目でも「食」ということに関しては胸を張ってジャパニーズであると言ってもいい。

作り方

ワッフルミックスを指定の分量の牛乳(もしくは水)で溶き、あずきを混ぜる。ワッフルメーカーには薄くサラダオイルを塗っておく


1の材料をワッフルメーカーに入れ、両面焼き上がる。甘いのが好きな人は黒蜜をかけて食べるといい