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コラム

Cycling Japan

By Takashi Niwa

本州縦断! 東京湾から日本海へ

2009
Issue 30

東京から日本海を目指すサイクリストは多いが、主要国道を走ることでストレスを溜めてしまいがち.

だが、地図をよく見るとサイクリングロードや旧街道がある。

それらをつないで、より快適に、そして味わい深く日本海を目指そう。


東京湾に面した葛西臨海公園をスタートし、荒川沿いをさかのぼる。サイクリングロードが整備され、道幅も広く、しかもトイレや水場には事欠かない。埼玉県鴻巣市の大芦橋で左岸に渡り、一般道で熊谷市内を抜け、県道341号を北上して刀水橋で利根川に合流する。

そこから利根川沿いのサイクリングロードに乗り、高崎自転車道で高崎市内を目指す。伊勢崎市の五料橋から、玉村サイクリングロードを行く。この道は曲がりくねっていて分かりづらいので、五料橋の国道354号で、そのまま高崎を目指してもよい。

高崎⑤からは碓氷川サイクリングロードで安中、そして旧道を結んで、碓氷峠の旧道をヒルクライムする。峠の上り口の横川からの標高差は560mだが、勾配は緩やかで登りやすい。

標高958mの碓氷峠は本ルート中の最高峰。分水嶺であり、ここからは基本的に下り勾配だ。軽井沢を抜け、国道18号を下り、小諸の先の田中宿、そして佐渡で採れた金の輸送、善光寺参りなどで賑わった、北国海道の宿場町・海野宿を行く。さらに進むと上田市内から千曲川サイクリングロードに入る。

長野市を経て小布施町へとサイクリングロードをつなぎ、中野市では旧街道で北上し、飯山市で飯山街道の涌井峠を越える。いよいよ新潟県へと入り、延々下り、上越市の市街地を10kmほど走ると、道は途切れてついに日本海が広がる。