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コラム

The Local Brew

By Bryan Harrell

飛騨高山麦酒

2011
Issue 38


1996年7月創業の飛騨高山麦酒は、国内初のクラフト・ブルワリーの一つで、美しい北アルプス西部に位置する。残念ながら醸造所のみで、現地にそのビールを味わえるレストランやパブは展開されていないが、取り寄せの他、東京エリアのクラフト・ビール・バーでも愉しめる。

長年ここのビールを愛飲しているが、なかでもお気に入りなのがダークエールだ。ピルスナーやペールエール、ヴァイツェン、スタウトといった製品群の中でも、特にこのダークエールは、飛騨高山麦酒の揺るぎ無い真っ直ぐなアプローチを象徴している。スタウトのアルコール度数は7%で、その他はダークエールも含め5%。バランスの取れた味わいで、控えめな印象だ。過度な苦味や風味はなく、むしろスムースで口当たりが良く飲みやすい。

ここ最近になって、これまでのトレンドを逸した新たな商品が幾つかリリースされている。その代表といえるのが、ダークで風味豊かなカルミナだ。ベルギーのアビィ・ビールを手本とし、アルコールは10%と高く、ゆっくりと味わいながら飲むのにぴったりだ。東京両国にあるビール・クラブ・ポパイ(  www.70beersontap.com)で愉しむことができる。

飛騨高山麦酒は、その知名度こそ決して高くはないが、長年かけて培ってきたそのクオリティーの高さと、控えめなアプローチに魅せられた多くのファンに支えられ、今もその存在は揺るぎない。

Hida Takayama Beer
999 Matsumoto-cho
Takayama-shi, Gifu Prefecture 506-0808
Phone: (0577) 35-0365

Hida Takayama Beer
(有) 農業法人飛騨高山麦酒
〒506-0808 岐阜県高山市松本町999

Web:  www.hidatakayamabeer.co.jp  (Japanese only)