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コラム

Cycling Japan

By Takashi Niwa

琵琶湖一周と、戦国の町めぐり

2010
34 号

琵琶湖一周と、戦国の町めぐり

Total Distance: 158.3 km.
Best Season: April to November / 4~11月

 

日本最大の湖・琵琶湖の面積は670平方km。
小さな漁港もあり、対岸がかすんで見えるほどで、まるで海のようだ。
戦国時代にゆかりのある町を訪ねつつ、琵琶湖一周の旅に出よう

関西地方の一周ルートとして、比較的手軽にアクセスできて交通量が少ないところは、琵琶湖と淡路島だ。どちらも水辺に忠実に走って一周すると160km程度(琵琶湖大橋以北)と、1日で走るにはチャレンジ精神をかき立てられる距離である。そこを2~3日に分けると旅の要素が加味され、味わい深く楽しむことができる。

琵琶湖の南部のくびれた部分に琵琶湖大橋がかかっていて、以北を北湖と呼び周囲は約160km。以南の南湖の周囲は約46kmだが、交通量が多いので北湖に絞って楽しもう。

ほぼ湖畔に沿って道は続き全体にはフラット。湖北には若干のアップダウンがあるが、これもまた変化が出てよいくらいだ。また湖北はのどかな山里の風情が漂う。

琵琶湖沿いは走る楽しさに加えて歴史を感じさせる町が多い。近江八幡、彦根、長浜などの全国に知られた町もあれば、塩津宿などのように琵琶湖を走ってみて魅力を知るような小さな町もある。
戦国時代、「近江を制すものは天下を制す」と言われ、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など、名だたる武将たちが合戦を繰り広げた地。賤ヶ岳(しずがたけ)や関が原を見ながら、武将たちの思惑を持って開かれた町に思いを馳せるのもよい。

ルート上には日本100名城に選定されている彦根城など史跡が多数。