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コラム

By Rob Volansky

スコット・ウォーカー(スコット・アドベンチャースポーツ代表)

2005
Issue 2

「何も、もっていなかったんだよ」。それが11年前、スコット・ウォーカー・アドベンチャー(SAS)の創業者スコット・ウォーカーが思いだす、初めて来日した時についての言葉だ。現在、北海道ひらふリゾートエリアの交差点に・るオフィスには、黄色のSASのラフトが積み上げられ、多様なアウトドア・アクティビティーを提供している。

日本へきたのはなぜ?

1994年3月24日を、彼は今でも鮮明に覚えている。最初は、ワーキングホリデーがきっかけだった。「毎週そこにいたよ」と彼が言う。スコットはフルタイムでニセコに住みたいと思うようになったという。その方法はたったひとつ。自分のビジネスをはじめることだった。

そして1997年の夏には、ラフトを収納している小屋に住んで仕事をしていた。「寝泊りも、食事も全部そこでしたよ」と振り返るスコット。翌年、4隻のボートを購入。シーズンの終わりに向けて雑誌社のフィルムクルーとライターがやってきて特集が組まれ、これがブレイクのきっかけとなった。

次の予定は?

「うまくやれないなら、やるな」これがスコットのビジネスポリシーだ。スコットのラフティングビジネスは安定し、今度は冬のアウトドアツアーに力をいれようとしている。ロッジやネパールレストラン「Bohzan」もオープンさせた。

人生はどう?


「日本で最高の場所に住んでいるからね」とスコット。「世界でも・んまりないよ。こんなに美しいリゾートの近くに最高の川が・るところなんてね」。ひらふからたったの一時間の場所に見つけたカヌーコースについて彼はそう語った。雪も降るが、スコットにとっては「アジアで一番、最高のリゾートさ。カナダのウィスラーと同じぐらいだよ」。

スコットは、本当に一生懸命やっている。だからこそ、ここまで来れたのだ。最初の言葉「何ももっていなかったんだよ」という言葉には、多くの想いが含まれているのだろう。

Scott Walker At a Glance

Nationality: Australia(オーストラリア)
Age: 39(秘密)
Years in Japan: 11(11年)
Currently resides in: Niseko, Hokkaido(北海道ニセコ)
Quotable Quote: “I live in the best place in Japan.” 「日本で最高の場所に住んでいるよ」