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コラム

By Dave Paddock

Courting the Brown Frog of Tago

2006
Issue 5

カエルの恋の季節

春は、普段森に隠れているカエルたちが交尾のために姿を現す時期。タゴガエルは、本州北部から九州まで広域に生息しているカエルで、毎年春になると東京の高尾山で交尾の様子が観察できる。

タゴガエルは、地下水がたまっているような土手の近くの岩のすき間や穴のなかで交尾をする。例えば高尾山6号路のような小川に近いトレイルを歩けば、きっとタゴガエルを見つけることができるだろう。

ラブラブ中のカエルになかなか遭遇できないという方は、鳴き声を探してみるといい。姿は見えなくても必ず鳴き声が聞こえるはずだ。私には “キーキー”ときしむ音に聞こえる。日本人には、“コロロロ”と聞こえるらしい。鳴き声が聞こえたら、ゆっくりと静かに近づいてみよう。気づかれると、すみかの穴に戻ってしまうから。それでも懐中電灯を持っていれば、奥まった暗がりにいる彼らを見ることができるかもしれない。

ラグビーのスクラムを組んだような状態のカエルを見つけたら、それが交尾中のタゴガエルだ。下にいるのがメス。上に重なって彼女を抱きしめようとしているのがオスたち。交尾の後、メスは30~160個の卵のかたまりを水の中に産み付ける。

タゴガエルの交尾の鳴き声を聞きたい方は、

URL www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/wave/docs/tagogaeru.html