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コラム

By Akira Suzuki

Springtime Okonomiyaki

2006
Issue 6

(材料)

小麦粉、
卵、
水、
醤油山菜(ウルイ、タラノメなど)


都会生活をしていると「食材は買って食べるもの」という意識しかなくなってしまう。公園に生えているタンポポだって、新芽のうちに摘むととてもおいしいサラダになるのに、みんな見向きもしない。
僕らがハイキングなどで楽しむフィールドにも山菜という野の幸がたくさんだ。自分の知識や経験をフルに活かして、山や海にある食材を採取して食べる。この楽しみは、ほかにはかえがたい。その季節をまるごと食べる感覚だ。それに、食材を現地で手に入れる方法を知っていれば、持っていく食材はほんの少しですむというものだ。    

しかし、気を付けなければいけないのは、魚にも毒のあるものがあるように、野にある植物にも毒のあるものがあるということだ。可食のものとそうでないものを区別する能力が不可欠なのである。今回使った食材であるウルイ(オオバギボウシ)も毒のあるコバイケイソウなどと間違えやすく、時々中毒患者が出る。見分け方は葉脈のつき方だ。ウルイの葉脈は中心の太いものから枝分かれしているが、コバイケイソウのは枝分かれせずに茎から葉の先端まで平行して伸びている。

作り方は、

(1)ウルイ、タラノメともによく洗って水気を切り、食べやすい大きさに切る。小麦粉に溶き卵を混ぜ合わせ、水を加えつつ軟らかめ(パンケーキというよりクレープのタネくらい)に溶く。ウルイとタラノメを混ぜ合わせる。

(2)フライパンを熱し油を引いて、1を薄くのばして両面を焼き上がる。最後に醤油をたらして、デキアガリ!(鈴木アキラ)