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コラム

Surf Japan

By Matt Lindsay

Adam Faunce Interview

2006
Issue 10

オーストラリア人のアダム・ファウンスは、日本サーフィン連盟ツアー(JPSA)の、もっとも有能なサーファーのひとりである。彼にツアーや日本での生活について聞いてみた。

来日のきっかけを教えてください?
スポンサーになってくれていたサーフボードメーカーがサーファーを連れて日本に来るように依頼されて、それで来たんだ。もう大昔ことだね。海部(四国)には、バーもコンビニもなかった頃の話だよ。

日本のサーフィン事情についての第一印象は?

最初は、湘南のような、もっと大きな街に行くと思っていた。でも四国はサーファーのレベルが高いし、波もよくて自分の故郷に似ていると思った。驚く事ばかりだったけどね。

プロ・サーキットには、どのようにして入ったのですか?
審査員を全員、買収したんだよ! それはウソ(笑)。ワールドツアーに参加たときに、これは自分には向いていないなと思ったんだ(当時ワールド・チャンピオンシップ・ツアーは波の一番いい所では開催されていなかった)。そんなとき、スポンサーに日本の国内ツアーに出たいかどうかを聞かれたんだ。いいなと思ったけど、条件は一年間、四国に滞在するということだった。冬は波がないから、とてもつらかったけどね。

はじめから長く日本にいる予定だったんですか?
まったく考えてもいなかったけど、このような結果になったことを喜んでいるよ。素晴らしい妻、可愛い2人の娘に恵まれたし、日本で最も波のいい場所に住んでいる。台風シーズンはサーファー天国だよ。

サーキットの最高成績は?
1999年に全部勝ちそうになったんだけど、JPSAとスポンサーからハワイの大会に出場するように言われたんだ。でも、あの時はサンセット・ビーチで9位になったんだ。よかったよ。

JPSAツアーで好きな場所はどこですか?

陸地や浅いところでなければどこでも。コンテストの波の質は年々よくなっている。

JPSAサーキットでいいと思うサーファーは誰でしょう?
パンクとビールが好きで、リスクテイカーなら誰でも。

他に外人サーファーはいるんですか?
うん、今はたくさんいるし、これからもっと来ると聞いている。日本のサーファー界にとっていいことだと思う。

ワールド・チャンピオンシップ・ツアーに出場できると思う日本人サーファー(現在のところ皆無)はいますか?
もちろん。名前は言わないけど、知っているだけで2人いる。ビッグ・ウェーブを乗りこなせばなんとかなるはず。みんな、挑戦するべきだと思うよ。

日本でのサーフィンが気に入っているは、どのようなところですか?
台風のとき。あとは河口、暑さ、サーファーのバイブ。それと波乗りをし終えたと、若い子たちと飲むビール。

日本でのサーフィンで不満は?
混みあう日曜日がキライだったな。ケンカに巻き込まれたりしたこともあったしね。でも、彼らにとっては唯一の休みだし、今は日曜日に海に入らないようにしているよ。

日本でサーフィンをする外国人に何かアドバイスは?
いいスポットにいて、いい波が来たときに、同じようにそれをねらう汚い人がいる。カットならずに揉め事をさけることをすすめる。

最近はどんなボードを使っているの?
チャネル・アイランドの「タフライト」のフライヤーモデル。今までで最高のモデル、丈夫で軽い。このアドバイスはビール一杯ぐらいの価値があるはず!

なにか他に付け加えることは?

ここに住んで随分たった。地元のサーファーや面倒なやつらともめたり、いろいろあった。だから僕についてイヤな噂もあると思うけど、すべてが真実じゃない。僕は海部が大好きなんだ。