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コラム

Fitness

By Patrick Oancia

Strength and Endurance Training

2007
Issue 14

ヨガはリラックスや癒しの運動と思われがちだ。だが、身体の柔軟性を引き出すだけでなく、筋肉、スタミナ、体力増強にも効果があることは、あまり知られていない。

ヨガ・エクササイズよって、呼吸器機能が向上され、心臓や肺に効率的に酸素が運ばれるようになる。ヨガの呼吸法は心肺機能の機能を高めるのに役立ち、ランニングのような激しい運動に取って代わりうる存在となっている。
ヨガ・エクササイズの継続は、筋肉や内臓を包む膜・筋膜を伸ばし、体力向上につながる。何と筋膜は、分子レベルだと鉄より強いというのだ。筋膜が伸びると、その内側にある筋肉が成長する空間ができてくる。それぞれの筋肉がよりシェイプアップされ、バランスのよい食事を取ることで骨格さえ変えることができるのだ。
   
僕は、これまでいつもスポーツに関わってきた。しかし、ヨガをトレーニングに加えてから、その時々の身体のコンディションをより理解できるようになり、最良の状態を保つことができるようになった。

身体的健康は、ただ強靭であることではなく、自分の身体を自覚するという事。ヨガという言葉の、もともとの意味は「融合」。心と身体を融合させる事、そして身体的忍耐力をつけるのが本来のヨガの目指すものなのだ。

Life Hints ホット瞑想
by Hikaru Brundtland

ヨガといえば、奇妙なポーズで身体を引き締め、柔軟にして、健康を保つ美容・健康法の一種ととらわれがち。でも、それだけでなく、身体を整え、リラックスさせていくと、心が静まっていき、やがて自分本来の性質である内なる“やすらぎ”に出会うことができるといわれています。

 ポーズや呼吸法の次に、五感の制御、集中、瞑想という順序でヨガの修行は進んでいきます。では、瞑想とはいったいどんなものでしょう? 過去のことにとらわれたり、未来への心配にエネルギーを消費してしまいがちな私達の心。この心が、今どういう状態にあるか常に観察する訓練こそが瞑想といわれています。心をある一点に集中し、思考の波を止め、現在の自分を感じる事によって、自分の本当の性質を理解し、その内側に広がる知恵と“やすらぎ”を見出せるようになるのです。

今回ご紹介したいのは、寒い冬にはもってこい。お風呂での瞑想です。一日の疲れが溜まり、冷えきってしまった身体が、温かな湯に浸かっていくのを実況中継してみましょう。冷たくなった足先から、腰回り、肩や首が徐々に温まっていき、だんだんと緊張がほぐれていく様子に集中します。呼吸はどうでしょう? お腹や胸がリラックスして、肺全体にゆったりと呼吸がしみ込んでいくことでしょう。身体を温め、心を温める安らぎのお風呂での瞑想で、深いリラクゼーションをお楽しみ下さい。