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コラム

Trail Recipes

By Akira Suzuki

Turn Yesterday’s Bread Into Today’s French Toast

2007
Issue 16

材料:
フランスパン
牛乳 クレープミックスもしくはホットケーキミックス
バターもしくはマーガリン
メイプルシロップ
パウダーシュガー(なくても可)

スーパーなどで売られているパンは通常ビニールの袋に入って売られているが、食べ残しをそのまま袋に入れて保存しておくと温度の高いときにはすぐにカビが生えてしまう。ビニールの袋から出しておけば乾燥して固くなってもカビは生えずに、そのまま保存食にすることができる。

 日本には残ったご飯の食べ方が色々あるように、海外特にヨーロッパには残ったパンの食べ方が色々ある。今回からはそんな余ったパンのおいしい食べ方を紹介していこう。

第1回は、余ったパンの食べ方で最も有名な「パン・ペルデュ」。いわゆるフレンチトーストと呼ばれているものだ。一般には食パンで作る方法が知られているが、フレンチトーストというくらいで実はバケットなどのフランスパンで作るのが本式である。

1. 牛乳を沸騰寸前まで温めて、パンを浸して牛乳をしみ込ませる。次に両面にクレープミックス(粉)を付ける。

しかも柔らかいパンではなくて、前の日の残りの固くなったパンを使う。「パン・ペルデュ」はフランス語で「失われたパン」という意味で、“失われた日”、つまり昨日、もしくはおとといのパンという意味だ。

柔らかい食パンで作るより、固く乾燥したフランスパンで作った方がコシがあっておいしい。

よく知られているのは卵と牛乳を混ぜ合わせたものにパンを浸して焼く方法だが、フランスには様々な方法のパン・ペルデュがあって今回はその中でもアウトドア向きなレシピを紹介する。特徴は卵を使わないこと。

卵は割れやすくザックの中で割れたりしたら大変だからね。

2.バターで焼き上げ、メイプルシロップやハチミツ、パウダーシュガーなどをかけたら食べる。

その代わりと言っては何だが、クレープミックスを使う。クレープミックスには卵の成分が入っているし、表面に粉を付けることでこんがりパリッと焼き上がり、パンの味もしっかり出る。 

ちなみに、野外での保存や持ち運びを考えると牛乳は粉ミルク(薬局で売っている乳児用のものが乳脂肪分が多く一番うまい)で代用してもいいだろう。