>  屋外日本雑誌  >  Issue 16 : 5月/6月 2007  > コラム  >  Backcountry Camping in Japan, Part 1: Camping Gear

コラム

By Pauline Kitamura

Backcountry Camping in Japan, Part 1: Camping Gear

2007
Issue 16

バックカントリーキャンプは大好きだけど、寒く、つらい思いをするのはちょっと苦手。だからアウトドアでできるだけ快適に過ごしたいと思っている私は毎年、キャンプに出かける前にアウトドアショップに行く。最新のキャンプ道具に目移りしながら、いろいろ購入しているのだ。

キャンプをするとき、使いやすい camp gear/equipment(キャンプ道具)を持っているか、いないかで、その快適度に天と地の差がある。正しい装備を持っていれば、快適に過ごせるけど、持っていなければ、とても辛い思いをすることもある。  

まずは、ハイキングに行くとき、自分の体に合った背負いやすい backpack (バックパック・ザック)を選ぶこと。同じく、履きやすい hiking boots (ハイキングブーツ・登山靴)を選ぶのも、とっても大事。 trekking poles(トレッキングポール)もあれば、脚の負担をかなり和らげてくれるので持って行くといいだろう。日本語ではトレッキングポールのことをストックと言うが、英語ではstockというと、スープのダシ、株、在庫、植物の幹、備蓄といった意味になってしまう。決して、トレッキング、スキー、スノーシューなどで使うストックを、stockと言わないのだ。Do you bring your stocks?(ストックを持って来た?)と聞いてもキョトンとされてしまうので、trekking poles, ski poles, snowshoe polesと使いたい。 バックカントリーでキャンピングするときは、私は軽量なテント、そして暖かい down fill(羽毛・ダウン入り)sleeping bag(寝袋・シュラフ)を持って行く。その他、空気で膨らませる sleeping mat(スリーピングマット)または inflatable mattress(空気を入れるマットレス)もあると地面が冷たくてデリケートなわたくしでも大丈夫。

高い山では季節関係なく気温が低くなり、突然変わることも多い。だからウェアは、常に悪天候に備えておくのがベストだと思う。英語では dress in layers と言うが、重ね着をするのがポイントンなんてことは、もう知ってますよね?

ベースレイヤーは polypropylene(ポリプロビリン・ポリプロ)のような速乾性が高い生地で造られたものが良くて、ミッドレイヤーは断熱効果が高くて速乾性がいい、ゆったり目(でも大きすぎない)fleece(フリース)など。アウターにはwaterproof(防水) のジャケットを着れば、濡れなくて暖かい。

 手袋も必要だが、英語では「手袋」とは言わずに mittens(ミトン)または gloves(5本指の手袋)と言って、はっきり使い分けている。あとは hat(帽子)があれば完璧だ。英語の帽子用語には hat、つまり頭にかぶる物以外に色々あるので違いを知っておくと便利かもしれない。Beanie(ビーニー)はぴったりした小さいツバなし帽子、そしてcap(キャップ)は野球帽のようにツバがある帽子。Toque(ツーク)は毛糸の帽子で beret(ベレー)はベレー帽。格好が気にならなければ、目と鼻だけが出ていてあとは頭全体を追う balaclava(目出帽)はとても暖かい。

 泥んこの日にはハイキングブーツの外に gaiters(スパッツ)を履くと便利。もともとのスパッツという言葉の由来は19世紀の北米にあるんだとか。靴の上から履く、白い靴のカバーである spats(スパッツ)はお金持ちのお坊ちゃまたちの間で大流行したファッションだったそう。最後に、必ずバックカントリーに行くとき持ち歩くのは bear bells(熊鈴)Hibernation(冬眠)から起きてきた熊は hungry(空腹)で grumpy(不機嫌)。だからベルを鳴らしているとちょっとは安心。万が一のため、Bear spray(熊スプレー)があると、なおいいかも。さあ準備万端、フル装備で日本のバックカントリーへ出発しましょう!