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コラム

Travelers Tune

By Pauline Kitamura

Backcountry Camping in Japan - Part 2: Mountain Talk

2007
Issue 17

7~8月は、ハイキングや縦走のシーズン。そこで今回は、バックパッキング旅行に役立つ「山の英会話」を紹介しよう。
他のハイカーとすれ違ったときの挨拶は?山で迷ってしまったら、なんて聞けば帰り道を教えてもらえる?逆に道を聞かれたらどうやって説明すればいいの? トレイルの状況を説明する言葉は? 普通の英会話教室でなかなか教えてもらえない「山の英会話」を、ポーリン先生が教えちゃいます。海外の山を歩くのが好きな人は、是非覚えてください。

山の挨拶 (MOUNTAIN GREETINGS)

海外でも日本と同様に、山でほかの登山者とすれ違ったときには挨拶をするの。Hi またはhello は日本語の「こんにちは」より、短くてサラッといいやすい便利な言葉だ。もし、あなたが健脚ハイカーで、急いで山を登って他の人を追いこしたいなら、Excuse me (すみません)、may I pass ahead of you?(先に行ってもいいですか?)。または、意味が同じでもっと簡単に May I pass? と言うとすぐよけてくれるはず。通らせてもらったら大きな声で thanks またはthank you とお礼をする。逆にもっとのんびり歩いて後ろから煽られたら Go ahead(お先にどうぞ)、と言って先に行ってもらおう。

方向を聞く・教える(ASKING FOR & GIVING DIRECTIONS)

山で方向を聞いたり説明したりするために、基本的な言葉を何個か覚えておくと便利。道を聞くなら、Excuse me, which way is it to the ABC bus stop? (すみません、ABCのバス停はどちらですか?)。その返答は、Keep going straight ahead. (このまま、まっすぐです)やTurn left at the next intersection(次の分岐で左です)など。 また、目的地まであとどのくらいと聞きたければ、How much further is it to Mt.ABC-yama? (ABC山まであとどのくらいですか?)。返答は、It’s another hour’s climb to Mt. ABC. (ABC山まであと一時間の登りです;) ABC山の方向が分かってさっさと登っていく。

しかし、開けた尾根は夏の時期は非常に暑くなり、気付いたら水がなくなってしまっていた。そういう時、水場を探すなら、Is there a place where I can get water nearby? (近くに水場はありますか?)と聞きましょう。

その返答は、You can buy water at the chaya at the top of Mt. ABC (ABC山山頂の茶屋で売っていますよ) かもしれないし、

You can get water by descending westward(水場は西の方に下るとありますよ)とも言われるかもしれない。 

ちなみに、日本の山では途中の沢や山小屋で水を組んでそのまま飲める場所が多いが、動物の糞が水に接してジアルディアやクリプトスポリジウムなどの菌が水に入ってしまうこともあるので海外、とくに北米でバックカントリーをするときは水を浄水するのがおすすめである。川や湖の水をそのまま飲めるかどうか確認するなら、 Is this water drinkable? (この水は飲めるのでしょうか?)と聞きましょう。

This water is very clear and drinkable. It tastes very good. (この水はとてもすんでいて飲める水です。とても美味しいですよ。) なら安心して飲めるかもしれない。しかしmuddy water(泥水)や contaminated water (濁り水) の場所も多いので undrinkable(飲めない・飲用できない。飲用に適してない水は non-potable とも言う)の可能性がある。海外では浄水をしていない水を飲んだら、楽しいはずだったバックカントリーがお腹がくずれて台無しになってしまう恐れがある。面倒かもしれないが、浄水器を携帯して、いったん浄水してからのほうが安全でしょう。

トレイルの状態 (TRAIL CONDITIONS)

最後にトレイルの状態を説明する言葉を覚えておきましょう。Slip(滑る) or slippery (滑りやすい),muddy (ドロドロ), steep (急)、そして Please be careful (気をつけてください) を使って文章を作ってみると: Please be careful because it’s very muddy and slippery. (ドロドロで滑りやすいから気をつけてください)。Please be careful. It’s very steep ahead. (この先はとても急ですよ。気をつけてください)。  
上からボロボロ落ちてくる落石のことを、英語では Falling Rock というが、とっさのときは“HEADS UP!”(上を見ろ、気をつけろ!)と叫びましょう。