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コラム

Stay!

By Gardner Robinson

The Hawk and Hare Inn

2008
Issue 20

少年時代、ヒイラギやトウヒに覆われた米国東部のアパラチア山脈で過ごしたマイケル・ペリン。米国アトランタ出身の彼は1988年、日本の歴史を学ぶために来日するとともに、ティーンエイジャーの頃に親しんだ山々と異なる日本の急峻な山々を発見した。
 「日本は、スキーとパラグライドをするのに最高な場所だったんだ」と彼は言う。
 「だから、今でもこうして日本にいるんだ」
長岡の大手企業で働いていたとき、新潟には湿度の高い重い雪しか降らないと同僚が話していたそうだ。彼はそれに対して、こう反論する。
 「彼らは妙高に行ったことがないから、そんなこと言うんだよ。妙高は雪質がとってもいいんだよ。会社勤めをしているあいだは、毎週のように通っていたね」
日本海側から内陸側へと移動していくとわかるが、日本海側は湿り気のある重い雪が降り、長野県側の北アルプスへと近づくにつれて雪はサラサラとしたパウダーへと変わっていく。

1990年代、妙高もほかのリゾート地と同じようにバブル経済が破綻したときに、多くのペンションが廃業した。マイケルはそのなかから、10年以上も放置 されていたペンションを改築。そして2007年に『The Hawk and Hare Inn』を2007オープンさせた。
ここでは鷹が庭に棲み、宿泊客は古代から続く鷹狩体験ができる。宿のマスコットから付けられた宿の名前は、英国か、植民地時代の米国風パブの名前のようでもある。
動きが活発になる秋から初春にかけて、マイケルは鷹とともにクロスカントリースキーを楽しむという。秋から春にかけて宿では、スノーシュー、ノルディックスキーツアーも行っている。

「妙高に来るなら絶対、冬がいい」
マイケルにベストシーズンを訪ねると、すぐに返事が返ってきた。宿は妙高赤倉と池の平スキー場の麓にあり、杉 ノ原スキー場にも車で5分というロケーションだ。杉ノ原は、全長8.5kmという日本で一番長い斜面をもつスキー場だ。赤倉は“壁” という名で呼ばれる38度の国内最大傾斜で知られている。さらに赤倉、燕、関といった温泉も妙高に彩りを与えている。
雪が消えると、彼は「宿は釣り客でいっぱいになるんだ」と言う。
 「湖で岩魚やブラックバス、ワカサギ、フナがたくさん釣れるんだよ」

ESSENTIALS
Name: The Hawk and Hare Inn
Owner: Mike Perrin
Address: 1452 Taguchi, Myoko-shi, Niigata ken 949-2106/新潟県妙高市田口1452
Tel: (0255) 87-2262
E-mail: stay@hawkandhare.com
Web: www.hawkandhare.com

GETTING THERE
From Tokyo
By Train: Nagano Shinkansen to Nagano City >>> Shinetsu Line to Myoko Kogen Stn.
By Car: Kanetsu Expressway >>> Joshinetsu Expressway toward Nagano and exit at Myoko Kogen I.C. Also the Chuo Expressway >>> Okaya Junction toward Nagano City and exit at Myoko Kogen I.C.
電車:長野新幹線で長野まで行き、信越線で妙高高原駅で下車。
車:関越道から上信越を長野方面に向かい、妙高高原ICから。

From Kansai
By Train: Hokuriku Line (via Kyoto) to Naoetsu, switch to Shinetsu Line to Myoko Kogen Stn.
By Car: Hokuriku Highway >>> Joetsu Junction >>> Joshinetsu Highway to Myoko Kogen I.C.
電車:北陸線(京都経由)で直江津まで行き、信越線に乗り換えて妙高高原駅で下車。
車:北陸道から上越ジャンクションを経由して、上越道へ。妙高高原ICから。