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コラム

Japan Angler

By Abdel Ibrahim

Tossing Out the Nets

2008
Issue 24

大磯の自宅前ビーチで、退職者グループが地引網釣りをしている。暖かな季節には、逗子から小田原までの湘南海岸のあちこちで催されている地引網釣り。

ちょっと変わった日本のアウトドアの経験だ。参加者は網を引き上げるのを手伝い、獲れた魚をすぐにビーチで食べる。1時間程前に小さな漁船で、海岸から 250mほどのところに仕掛けた網。

それを参加者が集まったところで、30~40分かけてゆっくりと巻き上げる。網が海岸に近くなるとウィンチは止められ、参加者がロープを持って引きあげ る。

遠くから見ると、まるで鯨と綱引きをしているかのように見える。獲れる魚は季節によって違う。人気は、刺身で食べられる真鯛、カワハギ、 ヒラメ。湘南特産のシラスもたっぷり取れる。

網が上がると魚は大きさと種類ごとに分けられ、そのなかから参加者が昼食の食材を選ぶ。

地引網釣りのいいところは、海岸でシーフードを食べるだけでなく、自分が手伝った収穫を食べる充実感にある。そのうえ、調理についていろいろ心配する必要 がなく、後片付けもない。

詳しくは、「大磯地引き網・台舟」Webサイト(www.1-23.jp/jibikiami)まで。